水と空気の110番
トイレのトラブル
症状:トイレのつまり
※よくある原因はトイレットペーパー以外のテッシュや生理用品やタバコの吸殻などのゴミによる詰まりです。ゴミ箱ではないのでトイレットペーパー以外は流さないようにしてください。
【排水があふれ出す、流れが遅い】
ラバカップで詰まったゴミを取り出します。
<自分で出来る修繕方法>
ラバカップ(取っての付いたお椀型のゴム)で詰まりを取る
お椀状の部分を排水口にゆっくり押し込み、詰まっている物を引き上げるように、ラバカップを力いぱい引き上げます(水が飛び散るので注意)
これを繰り返し行うと詰まっていた物が出てきます。浮き出てきた物は、また流さずにゴミ袋に入れて捨ててください。それでも取れない場合は「水の110番」へご相談ください。
症状:給水が止まらない
タンクの各部分を調べてみましょう。
タンク前面、又は脇にある洗浄レバーは自動的に元の位置にもどりますか?
【元の位置に戻らない】
レバーハンドルの破損等を確認してください。新しいものと交換が必要な場合は「水の110番」へご相談ください。
【元の位置に戻る場合】
タンク内の水量を確認します。オーバーフロー管からあふれている。水位が高など、ボールタップ位置不良は浮玉を上げてみて、水が止まる場合は水位調整を行ってください。
<自分で出来る修繕方法1>
止水栓を閉め、レバーハンドルを回してタンク内の水を空にします。
水位調整リングがある場合はリングを回して玉の高さ調整をします。水位調整リングがない場合は浮玉の棒を上、又は下に曲げて玉の高さ調整を行います。(棒の曲げる箇所は中央部分で行ってください)
止水栓を開け、水位を確認してください。(適正水位は、オーバーフロー管「-WL-」表示部が目安です)
浮玉を上げてみても水が止まらない(ボールタップのバルブ磨耗)
新しいバルブとの交換が必要です。
<自分で出来る修繕方法2>
止水栓を閉め、レバーハンドルを回してタンク内の水を空にします。
鎖のからまりがある場合はこれを直します。
2本の蝶ネジを外し、中のバルブを取り出して交換してください。
逆の手順で再び取り付けます。
止水栓を開け、水位を確認してください。
水位は正常である
フロートバルブの異常が考えられます。フロートバルブが正しくセットされてあるかチェックしてください。
<自分で出来る修繕方法3>
止水栓を閉め、レバーハンドルを回してタンク内の水を空にします。
鎖のからまりがある場合はこれを直します。
フロートバルブが正しく接続されているかを確認します。(オーバーフロー管から外れてしまっている場合は正しくはめ込みます)
止水栓を開け、水位を確認してください。
フローバルブが劣化している場合は交換をしてください。